こんにちは、アルモ形成クリニック院長の内田直宏です。
今回は、【検診18】ということで、30代男性のバック筋膜切開+靭帯剥離+リパス除去、傷跡修正の術前、術後3ヶ月の経過についてお示しします。
他院様にて一度注入治療を行っており、さらにはリパス注入、脂肪注入などを行っており、瘢痕化が著明に認められる方でした。
かなり陰茎自体も硬く、完全に脂肪などは除去しないで、瘢痕を除去し柔らかくしてほしいとの希望でご来院され、
瘢痕除去およびバック筋膜切開、靭帯剥離などを行いました。
手術直後と術後3週間の様子は以下の記事になります。
【症例経過22】&【検診10】30代男性 バック筋膜切開+靭帯剥離+包茎 術前、術直後の経過
術前|他院様にて一度注入治療を行った状態
表

裏

術後3ヶ月(瘢痕除去後、バック筋膜切開・靭帯剥離術後3ヶ月)
表

裏

結果
- 長さ 変化ほぼなし
- 太さ(リパス除去を全周性に行ったため、ほぼ変わらず〜もしくは正常時は瘢痕分サイズダウン)
- 勃起時の太さ 改善に関しては効果を実感いただいているとのこと
前回瘢痕やリパスによる瘢痕、カプセルの癒着が強く硬い状況でした。
また、バック筋膜とも癒着が強い印象でしたが、丁寧にほぼすべて除去しました。
また、皮膚の癒着も強かったため、癒着解除を行いました。
瘢痕除去後、スムーズに陰茎が可動することを確認しました。
完成形はあくまで6ヶ月後ですが、術後3ヶ月時点で、リパスのボコボコした感じがなくなり、可動がスムーズになっていることがお分かりかと思います。
注意!!
ヒアルロン酸と異なり、リパスは吸収されにくい物質であり、異物反応・異物肉芽種・瘢痕化のリスクが高いです。
注入したら、時間経過とともに硬い陰茎となりがちです。リパス除去・瘢痕除去するには時間も費用もかかります。
私医師個人としてはおすすめしません。
注入を行う前に、本当にリスクなどを納得した上で決定した方が良いです。
手術時間
手術時間 2時間程度〜2時間半程度
料金
880,000円(税込 バック筋膜切開+靭帯剥離+傷跡修正+他院術後癒着修正)
別途 軟膏、テープ代金(2,200円)
リスク
リスク:出血、感染、傷跡、つっぱり、感覚鈍麻、創部離開、疼痛など
アルモ式増大・長茎は術式を工夫することで、より増大・長茎効果を実感しやすくなっていると思います。
進化したアルモ式のバック筋膜切開、靭帯剥離をぜひご体感ください。
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