こんにちは、アルモ形成クリニック院長の内田直宏です。
当院には、20代〜60代と幅広い年代の男性が、陰茎の長さや太さ、そして「見た目のバランス」に関するお悩みでご来院されています。
今回ご紹介するのは、自然なハリ感と厚みを出したいという希望でご相談くださった30代男性の症例です。
ヒアルロン酸注入などの一時的な増大ではなく、より長期的で自然な仕上がりを重視されており、真皮脂肪移植術による亀頭増大を実施しました。
それでは、実際の経過を詳しく解説していきます。
術前
術前は、カリ下から中央にかけてややボリューム不足が見られ、全体的に平坦な印象がありました。
診察の結果、皮膚や組織の状態は良好であり、真皮脂肪移植による自然な増大効果が十分に期待できる状態でした。
本症例では、自己組織を用いた移植によって、以下を目指して治療を行いました。
- 異物感のない自然な触感
- 持続的なボリューム維持
- 立体的で滑らかなカリ形状
さらに、この方はリパス（異物）除去術も併用しており、除去後に生じるボリュームロスを補う目的で、同時に真皮脂肪移植（亀頭増大）を実施しました。
異物除去による凹みや左右差を補正し、全体のバランスと形状の調和を図る方針としています。
術直後｜真皮脂肪移植術（亀頭増大）
手術では、腹部から真皮脂肪を採取し、精製後に亀頭部へ丁寧に移植しました。
カリ下のラインを中心にボリュームを加え、全体の高さ・丸みのバランスを整えています。
さらに、亀頭全体の形に合わせて均一に移植し、左右の厚み差が出ないように調整しています。
施術直後から、ふっくらとしたハリ感と丸みのあるフォルムが確認できました。
真皮脂肪はご自身の組織を使用するため拒絶反応が少なく、質感も自然で、人工物のような違和感がないのがメリットです。
真皮脂肪移植による亀頭増大については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事｜【医師解説】亀頭増大術｜術式・効果・副作用・術後ケアを解説
術後3週間
術後3週間の時点では、軽度の腫れや赤みは残るものの、経過は良好です。移植部の定着も順調で、硬さやしこりもなく、なめらかな形状を維持しています。
カリ部分の立ち上がりがよりはっきりとし、自然な陰影が出ることで「見た目の印象」が明確に変化しています。
この時期はまだ経過途中のため、過度な刺激を避けながら、安静と清潔保持を徹底することで、より安定した定着が期待できます。
結果
本症例では、真皮脂肪移植により約8mmの増大を確認しました。
特にカリ下のボリュームアップが顕著で、「立体感が出て、以前よりバランスが良くなった」と患者様にもご満足いただいております。
ヒアルロン酸と比べて真皮脂肪移植は、長期的な持続性と自然な質感に優れており、半永久的な増大が望めます。
術後の安定性も良好で、柔らかく自然な触感を保ちながら、今後もさらに定着・再生が進む見込みです。
手術時間
2時間〜2時間30分程度
料金
880,000円（税込）内容：真皮脂肪移植術（亀頭増大）
※真皮脂肪移植術は、別途リラックス麻酔99,000円がかかります。
リスク
出血、感染、傷跡、つっぱり、感覚鈍麻、創部離開、疼痛などが生じる可能性があります。
術後は軽度の腫れや内出血が見られることがありますが、冷却と安静を保つことで徐々に改善します。
内出血は通常 1〜2週間程度で自然に消退 しますのでご安心ください。
なお、より安全な経過のため、以下の点にご注意ください。
- 術後数日は圧迫や刺激を避ける
- 性行為・自慰行為は2週間程度控える
- 定期検診で形状・定着・経過を確認する
上記を守っていただくことで、より自然で安定した仕上がりが得られます。
アルモ式増大・長茎は術式を工夫することで、より増大・長茎効果を実感しやすくなっていると思います。
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