こんにちは、アルモ形成クリニック院長の内田直宏です。
当院には、20代〜60代まで幅広い年代の方が、陰茎の長さや太さに関するご相談で来院されています。
本症例の40代男性もその一人で、亀頭部のハリ感の低下とボリューム不足にお悩みでした。
それでは、実際の症例経過を詳しく解説していきます。
術前
術前の状態では、カリ下〜中央部にかけてボリューム不足がみられ、全体的にやや平坦な印象がありました。
さらに、バック筋膜切開(靭帯剥離)による陰茎増大+長茎術も同時に行っているため、「陰茎の伸展に対して、亀頭側の立体感も強調したい」という点が治療方針の一つとなりました。


このようなケースでは、ヒアルロン酸などの吸収性素材よりも、自己組織を用いた真皮脂肪移植がより自然な質感・長期的なボリューム維持につながります。
また、患者様ご自身も「一時的な増大ではなく、長く続く自然な厚みがほしい」とのご希望があり、真皮脂肪移植術による亀頭増大を選択しました。
術直後|真皮脂肪移植術(亀頭増大)


手術では、まず臀部から真皮脂肪を丁寧に採取しました。
皮下組織を傷つけないよう層を確認しながら採取し、余分な組織を取り除いたうえで亀頭専用の移植片として整形します。
その後、カリの立ち上がり部分や中央部にかけての丸みを考慮しながら、バランスよく移植していきました。
術直後はハリ感が強く見えますが、これは真皮脂肪が定着するまでの自然な経過で、数週間〜数ヶ月かけて徐々に馴染み、より丸みのある自然な質感へと変化します。
真皮脂肪移植による亀頭増大については、以下の動画でも詳しく解説しています。
結果
本症例では、陰茎増大術と真皮脂肪移植を組み合わせることで、亀頭にもしっかりと厚みが出て、全体のラインがより自然に整いました。
特にカリ下の立ち上がりにしっかりと厚みが出ており、ヒアルロン酸に換算するとおよそ3〜5cc相当の増大効果が一度で得られています。
人工物を使用しないため、違和感や硬さが残りにくく、時間が経つほど体組織と馴染み、柔らかくしなやかな質感に仕上がる点も大きなメリットです。
術後のボリュームロスも少なく、今後さらに形状が安定し、より自然な丸みに近づいていきます。
手術時間
2時間〜2時間30分程度
料金
880,000円(税込)内容:真皮脂肪移植術(亀頭増大)
※真皮脂肪移植術は、別途リラックス麻酔99,000円がかかります。
リスク
出血、感染、傷跡、つっぱり、感覚鈍麻、創部離開、疼痛などが生じる可能性もあります。
術後は軽度の腫れや内出血が見られることがありますが、冷却と安静を保つことで徐々に改善します。
内出血は通常 1〜2週間程度で自然に消退 しますのでご安心ください。
なお、より安全な経過のため、以下の点にご注意ください。
- 術後数日は圧迫や刺激を避ける
- 性行為・自慰行為は2週間程度控える
- 定期検診で形状・定着・経過を確認する
上記を守っていただくことで、より自然で安定した仕上がりが得られます。
アルモ式増大・長茎は術式を工夫することで、より増大・長茎効果を実感しやすくなっていると思います。
進化したアルモ式のバック筋膜切開、靭帯剥離をぜひご体感ください。
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