長茎術とは?陰茎を長く見せるための治療
「長茎」とは医学的にどういう意味なのでしょうか。
長茎とは、実際の陰茎の長さそのものではなく、「見た目」の長さを指します。
陰茎が脂肪や靭帯によって体内に埋もれていると、短く見えることがあります。
長茎術では、この隠れている部分を外に出し、長く見せることを目指します。
陰茎増大との違い
陰茎増大術が「太さの強調」を目的とするのに対し、長茎術は「長さの強調」が目的です。根本的な長さが変わるわけではなく、見た目を改善する治療です。
見た目・自信・性行為の満足度への影響
陰茎の長さに悩む男性の中には、見た目が変わることで自信が持てるようになり、性行為への満足度が高まったという声もあります。
代表的な長茎術の種類と特徴
① 埋没陰茎修正法
埋没した陰茎を露出させ、長く見せる方法です。陰茎の根元にある靭帯(サスペンソリーバンド)を切開し、体内に埋もれた部分を引き出します。
② 脂肪吸引法
陰茎の上部や周囲の脂肪を吸引して、陰茎を露出させる方法です。特に恥骨上部の脂肪が多い方に有効です。
③ 脂肪除去法
脂肪吸引だけで効果が出にくい方には、皮膚を切開して脂肪を直接取り除く脂肪除去法が用いられます。
④ 切らない長茎術
糸や特殊な器具で陰茎を引き出す「切らない」術式です。ダウンタイムが短く、手軽に受けられるのが特長ですが、効果や持続性はやや限定的です。
長茎術の効果と「何センチ伸びるか?」
平均的な術後の変化には個人差はありますが、「1〜3cmの見た目の変化」が得られることが多いです。
勃起時と平常時での違い
平常時の見た目は明確に変化しますが、勃起時は変化が少ない場合もあります。
術式による効果比較(簡易表)
- 靭帯切開:効果◎/持続性◎/ダウンタイム△
- 脂肪吸引:効果◯/持続性◯/ダウンタイム△
- 脂肪除去:効果◎/持続性◎/ダウンタイム△
- 切らない術式:効果△/持続性△/ダウンタイム◎
施術の流れとダウンタイム
施術の流れ
カウンセリング → 術式選択 → 手術 → 術後管理
所要時間・麻酔・通院回数
手術時間は1〜2時間程度。局所麻酔または静脈麻酔が使われ、術後の通院は1〜2回ほど。
術後の生活制限
- 性行為:2〜3週間後
- 入浴:1週間後から
- 仕事復帰:デスクワークなら翌日以降可能
症例写真とビフォーアフターの見方
当院の症例経過
【症例経過7】20代男性 バック筋膜切開+靭帯剥離 術前、術直後写真
【症例経過6】30代男性 バック筋膜切開+靭帯剥離 術前、術直後写真
術前術後の写真例
写真での比較は、実際の変化を知る上で非常に参考になります。
成功例と効果が乏しい例の違い
個体差による結果のばらつきがあるため、症例の傾向を確認するのが大切です。
症例数だけでは判断できない理由
「症例数が多い=上手」とは限りません。丁寧な説明や実績の質を重視しましょう。
長茎術のよくあるデメリット・副作用・失敗例
- 傷跡が残ることがある
- 皮膚が突っ張った感じがする
- 皮膚のたるみが生じる場合がある
- 効果が期待ほど出ない
- 性機能や感度に変化が出ることはまれにある
後悔している方に共通するのは、「医師の説明不足」や「過度な期待」です。
口コミ・評判から見る長茎術体験者のリアルな評価
- 満足派:「見た目が良くなって自信が持てた」
- 後悔派:「費用の割に効果が少なかった」
- 切らない術式:「ダウンタイムは短いが、持続性に不安あり」
セルフでできる長茎対策はあるのか?
自己流の方法
ストレッチやマッサージ、器具の使用が一部では推奨されていますが、効果の科学的根拠はほとんどありません。
市販品の限界
「伸びる」とされるジェルやサプリはありますが、一時的な効果や血流改善にとどまることがほとんどです。
医師の見解
確実な変化を求めるなら、医療機関での相談と手術が現実的です。
長茎術を受ける前に知っておくべきこと
- 医師選び:認定資格、症例写真、説明の丁寧さをチェック
- 料金相場:30〜80万円。極端に安すぎるクリニックには注意
よくある質問(FAQ)
Q1:長茎術で何cmくらい伸びますか?
一般的に1〜3cmほどの視覚的な変化が期待できます。
Q2:勃起時の見た目は変わりますか?
平常時よりも変化は小さいですが、やや改善されることもあります。
Q3:切らない長茎術は本当に効果ありますか?
効果はありますが、切る方法と比べると控えめです。
Q4:手術後に後悔する人の特徴は?
期待が大きすぎる方や、事前の説明を受けず決めた方が多い傾向です。
Q5:セルフで伸ばす方法は本当に効果がある?
科学的根拠は薄く、医師の診察を受けて判断するのが安心です。
内田直宏 医師 コメント
一般的に長茎術と言えば、陰茎根部を小切開して、靭帯上を部分的に牽引して糸で固定するいわゆる、切らない長茎術が流行っていますが、こちらの方法だとデメリットが多いと考えます。
持続的に糸で引っ張られる違和感が生じるだけでなく、解剖学的に無理をしていることで糸による瘢痕が生じてしまいます。また、ひどい場合には、逆に瘢痕で陰茎がお腹に埋もれてしまいます。
そこで、当院で行っている方法が直接、バック筋膜と連続して繋がっている靭帯を剥がすことで引き伸ばして、長さを出す方法になります。いわゆる靭帯剥離術ですが、確実に靭帯を剥がすことで、効果が見込めますし、きちんと剥がしてあげれば副作用が少ない効果的な治療です。もちろん半永久的な治療となります。
長茎術をご検討の皆様は実際の方法にも着目して、メリット・デメリットを把握してからカウンセリングを受けてみるのが良いでしょう。
アルモ形成クリニックでは無料カウンセリングを実施中
陰茎の大きさ、長さ、パートナーに指摘されでお悩みの方へ──
当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた治療プランをご提案しております。
セルフケアで不安がある方、手術を検討したい方もまずはお気軽にご相談ください。