【医師解説】PRP注射による陰茎増大とは?効果・安全性・他の注入法との違いを医師が解説

PRP注射とは?陰茎増大治療における最新の再生医療技術

PRP注射は、再生医療の一種として注目されており、近年は陰茎増大治療にも応用されています。
自身の血液を使って体の組織を活性化させるというナチュラル志向の治療法であり、「異物を入れたくない」「安全性を重視したい」という方に適した選択肢です。

本記事では、PRPの基本から効果、他の注入法との違いまで、医師がわかりやすく解説します。

PRPとは何か?その仕組みと安全性

PRP(Platelet-Rich Plasma)=多血小板血漿のこと

PRPとは、自分の血液から血小板を高濃度に抽出した「多血小板血漿」のことです。血小板には成長因子(グロースファクター)が多く含まれており、これが細胞の修復や再生を促します。

自身の血液を利用した再生治療

PRP注射は、自分の血液を使用するためアレルギーや拒絶反応のリスクが極めて低く、安全性が高いのが特徴です。

PRPの医学的活用実績(美容・関節・育毛など)

PRPはすでに美容皮膚科、整形外科、育毛治療など幅広い分野で実績があり、再生医療の一端を担う技術として進化しています。

PRP注射による陰茎増大のメカニズム

海綿体・陰茎組織にPRPを注入することで細胞活性を促進

陰茎内の海綿体組織にPRPを注入することで、局所の細胞活性が促され、血管や組織の再生が期待できます。

勃起時の血流改善と「ハリ」「太さ」の向上

血流が改善されることで、勃起時の硬さやハリ、さらには太さにも変化が現れることがあります。

長期的には組織再生によるボリュームアップも期待

繰り返しの施術により、海綿体の組織が再生し、自然なボリュームアップ効果も期待できます。

効果と持続期間について

即効性は弱いが、数週間〜数ヶ月かけて変化

ヒアルロン酸のような即時のボリュームアップは期待できませんが、時間をかけてじわじわと効果が出てきます。

一時的な膨らみではなく、組織の質改善が狙い

目的は一時的な見た目ではなく、組織そのものの質の向上。これにより、自然で健康的な改善が見込まれます。

持続期間には個人差あり、1年に数回の施術で維持可能

効果は半年〜1年程度続くことが多く、年に1〜2回程度の施術で効果を維持するケースが一般的です。

エクソソームとの違いと併用について

PRP=再生因子を含む血小板/エクソソーム=細胞間通信物質

PRPとエクソソームはどちらも再生医療の手法ですが、PRPは血小板が主成分、エクソソームは細胞間の情報伝達に関与する物質です。

目的の違い → PRPは修復、エクソソームは若返り寄り

PRPは損傷した組織の修復に、エクソソームは老化予防や若返りを目的として用いられる傾向があります。

組み合わせ注射で相乗効果を狙うクリニックもある

近年はPRPとエクソソームを併用して、より高い治療効果を目指すクリニックも増えています。

PRP注射の施術の流れとダウンタイム

血液採取 → 遠心分離 → 注射(局所麻酔あり)

まず採血を行い、遠心分離機で血小板を抽出します。その後、局所麻酔をしたうえで患部に注入します。

施術時間は30分程度、当日から日常生活可

施術自体は30分ほどで終了し、ダウンタイムもほとんどなく、当日から普段通りの生活が可能です。

軽度の腫れや内出血は一時的に出る場合あり

ごく軽度の腫れや内出血が起こることがありますが、多くは数日で自然に消退します。

PRP注射と他の陰茎増大法の違い

ヒアルロン酸との違い → ボリューム vs 細胞再生

ヒアルロン酸は即効性がある一方、PRPは自然な再生を目的とするため、効果の出方が異なります。

脂肪注入との違い → 自己組織 vs 注入物質

脂肪注入は「異物」としての脂肪を定着させる必要があり、リスクも伴いますが、PRPは体内反応を利用したナチュラルなアプローチです。

PRPの特徴=ナチュラル・非外科的・安全性の高さ

傷跡を残さず、自然な形でのサイズ感改善が可能であることが、PRP注射の大きな利点です。

副作用・デメリット・注意点

重篤な副作用は少ない(自己血液のため)

自己血液由来であるためアレルギー反応や重大な副作用はほとんど報告されていません。

効果に即効性がなく、期待しすぎると失望する

「すぐに太くなりたい」という期待には応えにくく、時間をかけて改善したい方向けの治療です。

「大きくなりたい」だけの目的だと他の方法の方が向いていることも

目的が単純なサイズアップであれば、ヒアルロン酸や脂肪注入の方が即効性はあります。

PRP注射はこんな人におすすめ

非外科的に勃起力・ハリを改善したい人

外科的処置に抵抗があり、自然な勃起力の向上を希望する方におすすめです。

ナチュラルにサイズ感を改善したい人

見た目や触感を“自然に”変えたい方に向いています。

ヒアルロン酸などの異物注入に抵抗がある人

異物を体に入れることに不安がある方でも、自己血液を使ったPRPなら安心感があります。

よくある質問(FAQ)

Q1:PRPで本当に陰茎は太くなりますか?

徐々に血流や組織の質が改善され、結果として太さに変化が見られることがあります。ただし即効性は期待できません。

Q2:prpg注射ってPRPのこと?

「prpg」は誤記と考えられ、正しくは「PRP(Platelet-Rich Plasma)」です。

Q3:海綿体に注射して危険はないの?

専門医が正確に行えば、重大な危険性はありません。局所麻酔下で安全に行われます。

Q4:PRPとエクソソーム、どっちが効果あるの?

目的によって異なります。PRPは修復、エクソソームはアンチエイジングに近い効果があるとされ、併用されることもあります。

Q5:施術後、性行為はいつから可能?

多くの場合、2~3日程度で性行為は可能ですが、医師の指示に従ってください。

まとめ|PRPは「自然派」陰茎増大。効果・目的を見極めて選択を

PRP注射は、異物を入れずに陰茎のボリュームや勃起力を自然に改善したい方にとって、有力な選択肢となる再生医療です。

組織の修復・活性化を目的とするため、即効性よりも“根本からの改善”を目指す方に向いています。

目的によっては他の方法の方が適しているケースもあるため、まずは信頼できる医師との相談をおすすめします。



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この記事の著者
アルモ形成クリニック院長
内田直宏

大学病院の形成外科にてキャリアを積む。「緻密なデザイン」と「丁寧な縫合」に強いこだわりを持ち、現在は陰茎増大術・長茎術・包茎手術・自毛植毛を中心に、男性のお悩みに特化した手術を日々行っている。

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