【50代男性の修正例】異物リパス除去+傷跡再形成+自然な陰茎外観へ

こんばんは、アルモ形成クリニック院長の内田直宏です。

本日は、50代男性の方で、包茎クリニックにて包茎手術及び注入材リパスを数年前に注入し、陰茎部にボコつきが出て、硬いしこりのようになって気になる方の修正の経過をお見せいたします。

術前の状態:異物の隆起と不自然な瘢痕

早速まず、術前写真をお見せいたします。

正面から:陰茎の左側の皮膚が余り、右側(向かって左)が通常の余剰
表面
裏面
注入材によるボコつきが目立ち、表層化している

いかがでしょうか。明らかなぼこつきの他にも包茎術後の傷跡が亀頭から離れた位置にあるだけでなく、傷跡が目立っている状況でした。

当院での再修正手術:自然な仕上がりと異物除去を目指して

当院では、以下の処置を段階的かつ慎重に行いました。

① 傷跡の再デザイン

傷跡は亀頭直下に再配置するようにデザインし直しました。さらに、皮膚のVカット法を用いて小帯(裏筋)を温存しながら、審美的にも自然な陰茎外観に仕上げました。

② 皮膚の延長処置

前回の手術によって短縮されていた皮膚のテンションを調整し、皮膚を延長させる操作も実施。将来的なツッパリ感や再癒着の予防も意識した設計です。

③ 異物(リパス)とその被膜の完全摘出

硬くボコついていた部分を慎重に剥離し、注入材リパスとその周囲に形成されていたカプセル(被膜)を徹底的に除去しました。
摘出の際は何度も視野を確認し、目に見える異物はすべて取り除いたことを何度も確認しています。

術直後はこちらになります。↓↓

術直後の状態:自然なラインとボコつきの改善

ボコつきが改善している

Vカットを行い、裏筋(小帯)を温存し、亀頭にできる限り近い位置に傷跡をリプレイスしています。

摘出されたリパスとその被膜(カプセル)

実際に摘出されたリパスと、それを覆っていたカプセル(被膜)の写真はこちらです。
異物が長期間体内に留まると、このように体が防御反応として被膜(カプセル)を形成します。これがしこりの原因となり、時には炎症や変形を引き起こすこともあります。

摘出した、リパスとその被膜

同様のお悩みをお持ちの方へ

近年、包茎手術や注入系の陰茎増大治療を受けた後に、「傷が目立つ」「不自然な見た目になった」「硬いしこりが残っている」といった修正希望のご相談が増えております

どうぞ一度、当院にご相談ください。形成外科専門医による丁寧なカウンセリングとオーダーメイドな治療設計を行っております。


アルモ形成クリニックのこだわり


ご不安な点やご相談があれば、お気軽にカウンセリングへお越しください。
ご予約・ご相談は、公式LINEまたは当院WEBフォームから受付中です。



陰茎増大はアルモクリニック
アルモ形成クリニックでは無料カウンセリングを実施中
陰茎の大きさ、長さ、パートナーに指摘されでお悩みの方へ──
当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた治療プランをご提案しております。
セルフケアで不安がある方、手術を検討したい方もまずはお気軽にご相談ください。

▶ 無料カウンセリングはこちらから

この記事の著者
アルモ形成クリニック院長
内田直宏

大学病院の形成外科にてキャリアを積む。「緻密なデザイン」と「丁寧な縫合」に強いこだわりを持ち、現在は陰茎増大術・長茎術・包茎手術・自毛植毛を中心に、男性のお悩みに特化した手術を日々行っている。

内田直宏をフォローする
症例経過と検診
シェアする
内田直宏をフォローする